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デルメゼが終わりフィネトカで蘇生したときの話
一匹のうさぎがやってきた。
あ、あれは ここら一体を荒らしているキレそうさぎ・・！！
捕まったら最後だと思い、私たち姉妹は懸命に逃げた・・！！
だが巨大うさぎの歩幅の差は歴然であっと言う間に間を詰め
捕まってしまった。
その大きな口でペロリと食べるのかと思いきや、うさぎは友達が欲しかっただけでした。
でもこの大きさでは怖がられる。
そこで考えたのは
好きになる催眠をかけることでした。
こうして巨大なうさぎは友達をつくることができました。
友達になった3人は遊びにでかけることになりました。
しかし・・
せっかく催眠をかけて友達になったのに、何を話したら良いかも分かりません。
唐突にカニをプレゼントしようとしたり、
友達との距離感が分からず、うさぎは苦悩していました。
そして海にやってきました。
すると巨大な竜が現れました。
見たことがない竜でみんなビックリしていました。
3人はこのレアなモンスターを討伐しました。
そしてお花畑にきました。
なんとか入ろうとするキレそうさぎ
しかし友達の食べ物を勝手に奪ったり・・
友達の作り方が分からなかったキレそうさぎは催眠で作った仮初めの友達でも上手く馴染めませんでした。
キレそうさぎは月を見ながら
自分のふがいなさにキレそうでした。
催眠が解け元に戻った2人。催眠が解け全てを把握しました。
2人はキレそうさぎにこう言いました。
「友達になりたいって気持ちがあればそれだけでいいんだよ」
「自分本位ではダメだよ。まずは相手を知るところから始めたらいいんじゃない？」
キレそうさぎは目から鱗でした。
遊んでる中で竜に遭遇して退治したことや花畑で写真を撮ったことはかけがえの無い思い出、それを催眠という手を使ってしまい、本当の意味の思い出とはなりませんでした。
キレそうさぎは素直に謝りました。
2人は深く頷きました。
こうして3人は本当の意味で友達となり、色々と遊ぶようになりましたとさ。
大切なのは相手を思いやる気持ちと一緒に楽しむ心だったんだね。
おしまい
おまけ
記念撮影をしようとしたキレそうさん。
でもこんな長い草の前で撮ろうとしなくても・・・
キレそうでした。
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