それは不思議の国に悪しき魔女がいなかった不思議の国と呼ばれる前のお話。。
そこは優しい王女様が統治する国でした。
王女は魔法に非常に長けており、炎系の呪文を使わせたら右に出る者はいないほど。
とても温和で優しい王女でしたが、内に秘めたる情熱が魔法力に現れていました。
火急の報せを受けた王女は、自分の光故に闇を生み出してしまったことを知ります。
相克というものを肌で理解していたのでしょう。
何やら相槌を打ち、王女は少し考えていました。
恐らく5分5分の戦いになるであろうと。
すべては自らの手で決着をつけるため。
王女様が操る炎の魔術『バースト・フレア』は火球が爆発する術式が組み込まれており、2段階にダメージを与える殺傷能力の高い高等魔術でした。
そんな魔術を開発し、自ら操る王女には葛藤がありました。
それが今回の強い光と同等の強い闇を生んだ原因でもありました。
力がなければ国は守れない。だが強い者が正義。それでは悪魔と変わらないのではないか?
王女の心から闇の悪魔は生まれたのです。
王女を慕い、まっすぐ純真な瞳。
ただただ何も知らずに王女に憧れを持つ少女と接する機会がありました。
例え
焦燥に身を焦がれても、私には守るべき国民がいる!!
王女の魔力で力を与えられたうさぎの従者が現れました。
そして、ついには闇の悪魔を打ち晴らしました。
最後の最後で勝敗を分けたのは頼れる仲間だったのです。
本来召喚魔術は闇属性。光の王女に扱える術式ではありません。
しかし王女様は最後の最後で光と、そして闇をも受け入れたのです。
国を統治する者は光だけではなく、闇の部分も受け入れなければならなかったのです。
ーエピローグー
不思議の国は時空が歪みやすく、ときどき迷い人が紛れ込むことがあるという・・
-Fin-
もともと撮っていた写真だけを使って物語にしてみました!
王冠ドレア、とってもかわいいので、ぜひぜひチャレンジしてみて欲しいです♪
レムルムのコシちゃんが私のこの物語をイラストにしてくれました♪
また後日談としてイラストを紹介したいと思います☆
本当にありがとう!!!!
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